ご挨拶

2021年12月
ITC新潟 代表幹事 横山 淳

「IT」という2文字から始まり、近年では「IoT」「AI」が、さらに最近は「DX」「デジタル化」という言葉が世の中をかけめぐっています。コンピュータは、オフコン→クライアント・サーバ→クラウドコンピューティングと性能的にも価格的にも使いやすさとしても大きく進化し、ネットワークも有線だけでなく無線インターネットの世界でもどんどん高速化してきています。しかし、これらの技術はあくまで「手段、道具、ツール」でしかありません。

一方で、事業を運営する上での「労働生産性の向上」という課題は、昔から変わっていません。他国ではこの労働生産性は大きく伸びていますが、日本では不思議に伸びていません。特に、中小の製造業や飲食サービス業の数値が改善されません。労働生産性を伸ばすには、分母になる「時間当たりの人的投入」を省力化・自動化で小さくするか、分子になる「生み出される付加価値」を高価格化で大きくするための施策を実行するしかありません。

しかしながら、企業の方々は、毎日の多忙な業務に追われ、自社の問題点を分析し課題を論理的に整理し、解決すべき課題の優先度を決め、どのようなITやサービスを利用すべきか、またそれらの議論を社内の合意を形成しながらまとめあげていくということができません。

ITコーディネータは、このような分析→整理→提言を行います。つまり「経営(課題)」と「IT(解決手法)」を橋渡しすることができる人材です。

ITC新潟には、現在、約40人のITコーディネータ資格(経済産業省推進資格)を持つ方々が参加しています。どこかの企業に所属する「企業内ITC」が多く、ITC新潟の活動にあまり時間を割けないのが現実ですが、IT化・デジタル化への課題を抱える方々に、少しでもお役に立てればと思っています。

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